「請求書には記念切手を貼ってね、多くの郵便物の中でまぎれないようにする工夫よ」
私が総務に移り、いろいろな仕事を教わった中の印象に残った言葉の一つです。
それは、郵便大好きの私には、神のことばでした。
はじめまして、空いた時間があればさらさら手紙を書きたい
自称『郵便オタク序ノ口』くぼっちです。
毎月各クライアントへお送りする請求書は
各工程を経て、郵送に至るのですが、
この郵送する手前の切手貼付が、私の楽しみな作業の一つです。
この何年かで記念切手も大きな変化をしています。
のり式だけだったものが、シール式も数多く発行されています。
形も従来通り四角いものもあれば、
円形や図柄に合わせた形だったり、多様なものになりました。
デザインはリピートのものもありますが、
写真をもとにしたものなどは10枚全部が違うものも数多くあります。
それを1枚1枚、
「このお客様は、〇〇関連の仕事をしていらっしゃるから、
このデザインの切手にしてみよう」とか
「これからの季節は△△だから、これを貼って少しでも◇◇が伝わればいいなぁ」
などと一人勝手に
時間にすればものの数分ですが想像するのがたまりません。
JAMDESIGNには今現在、デザイン違いの封筒が2種類あります。
クラフト地にスミ1色印刷のものと、
白地のシークレット(透けないという意)封筒にカラー印刷したものの2種類です。
後者は今のところ通常は使用していませんが、
請求書の発送時には「請求書在中」と印字して、使用しています。
このカラー封筒、何度かのマイナーチェンジを経て、
昨年12月後半よりまた新しい封筒になりました。
40周年という節目を迎え、
先代の理念を受け継ぎつつ
新しいJAMDESIGN 4つの柱を加えた
新たなコーポレートカラーに一新しました。
コーポレートカラーの他に、
おなじみのイラストにも少々変化があったり、書体が変わったりしています。
少しの変更もすぐに対応できるのが、オンデマンド印刷の強みです。
2021年1月の請求書も私の空想切手貼付の作業を経て、無事に投函が終わりました。
請求書は、わくわくする郵便物ではありませんが、
手元に届いた時に少しだけほっこりしていただけたら幸いです。