デザイン休日

MUSEUM REPORT 〜太田記念美術館〜

あっという間に夏も終わり、

秋の涼しさを待ち遠しく感じていますが

まだまだ暑いですね…

 

そんな暑い中ですが、

先日は都内にある「太田記念美術館」に行ってきました!

久しぶりに電車に乗ったのですが、人酔いしましたね…

やっぱり移動は車に限るなと痛感しています。

 

場所は原宿駅東口を降りて、表参道を5分程歩いた所にありました。

中に入って受付でチケットを購入。

チケットって、言ってしまえば、必要事項の載った小さな紙ですが

特別感があって、デザインも魅力的で、つい集めちゃいますね。

 

さて、開催していたのは

「浮世絵動物園」

浮世絵の中に登場する動物や鳥類、海の生物、

擬人化した動物たちや、存在していない珍獣までも

様々な作品が展示されていました。

 

美術館内は撮影禁止なので

作品をご紹介するのが難しいのですが

ポストカードを購入しましたので、そちらをご紹介します。

 

こちらは菊川英山の「虎図」という作品。

告知ポスターにも大胆に載っていました。

縦に2枚の絵をつなげた「掛物絵」という浮世絵版画です。

虎といえば、眼光が鋭くて、力強い、何者も寄せ付けないような

厳格なイメージがあったのですが、

この虎は目は大きくまん丸で、口元はニヤッとしていて

体のフォルムもふんわりしている(かわいい)

なんとも愛嬌のある、親しみの湧く姿をしています。

右上の竹の組み込み方が

大胆な構図だなとも感じました。

 

続いて

歌川芳藤の「しん坂猫のあきんどづくし」

擬人化というカテゴリーが江戸時代にもあったのが

なんともシュールで、面白いですね。

あきんどは文字通り「商売をする人」を指しますが

気になったのがこの上段左から3番目にいる

「しゃぼん玉売り」です。

これが商売になるのか?と疑問に思いましたが

当時は子どもたちに大人気だったとか。

他にも「歯磨き粉売り」、「瓦版売り」、「海ほうずき売り」など、変わった商人が沢山!

江戸時代の賑やかな商売が知れた、面白い作品でした。

 

数年ぶりに美術館に足を運びましたが

もっと見る機会を増やしたいなと思いました。

リフレッシュもそうですが、

いいものを見て眼を養う力をつけたいなと。

作品に対しての歴史や在り方、

新しい発見を見つけられたら、もっと楽しめそうですね。

 

ご興味のある方は9/25(日)まで展示されているそうなので

足を運んで直接鑑賞してみてはどうでしょう。

それでは~

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この記事を書いた人

制作部キヨ

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自己紹介
米津さん好きなインドア住民です。休日は友人にネイルを施したり、絵を描いたり、料理したり何かしらつくって、のんびり過ごしています。

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