はじめまして。制作部のみずぽんです。
タイトルを見て「!?」と思った方もいらっしゃると思いますが、
決して朝まで飲み歩いている訳ではありません。
趣味で星の写真を撮るのが好きなのですが、
この前撮影に行ったお話を写真とともにご紹介します。
集合はPM3:00。
当初は南に車を走らせる予定でしたが、急遽変更。北に向かいました。
というのも、星景撮影で一番大切なのは「天気」。
出発ぎりぎりまで天気予報を見て行き先を決めます。
明るいうちから向かって、途中休憩をはさみながらより遠くまで行きます。
車を走らせるにつれてお手洗いを済ませる場所が少なくなってくるんですよね…
せっかく撮影地に到着したのにトイレ求めに車で20分戻ったこともあります。
撮影場所の近くにコンビニやトイレがあるか確認しておくのも大切です。
コンビニで軽食を買って食べたりしながら無事到着。
車から降りて空を見上げるとそこには満天の星が☆
おもわずスマホでパシャリ。
真っ暗ですよね。
ここからは寒さと暗闇との戦いです。
暗闇ではいろいろな事件が起こります。
物を落として失くしたり壊したり、水たまりに気づかず靴がびしょ濡れになったり、
見えない敵に怯えたり…
ライト付ければいいのでは?って思う方もいらっしゃると思いますが、
星景撮影で天気の次に大切なのは「光」です。
撮影している間に星以外の光が入ると星が綺麗に映らなくなってしまいます。
星空スポットに行ってカメラを構えてる人がいたら、極力ライトは消しましょう。
とても睨まれます。
一緒に行った友達がキャンプ好きだったこともあり
周りに人がいなかったので焚き火もしました。
とっても暖かくて最高です。
冬の空は澄んでいてとても綺麗なのですが、たくさん着込んでもすごく寒いです。
星を撮るのはどうしても時間がかかってしまうので、
寒さにどれだけ耐えられるかも大事になってきます。
途中薪が足りなくなり、落ちてる枝などを暗闇の中探し回ったのもいい思い出です。
この日は天気に恵まれていて、雲がひとつもなかったので
たくさんの星を見ることができました。
右下の明るいところは街明かりです。
左下のシルエットは天文台ですね。
余談ですが、一般公開されている天文台やプラネタリウムって
どの都道府県にもあるので当たり前のように感じますが、
これって日本独特の文化だそうです!
愛用している天体観測手帳に書いてありました。
曇が出ていて星が見えず、何も撮れずに帰ることもよくあります。
せっかくの天気。これだけでは満足できず…
わたしの夜はまだまだ続きます。
AM2:00。天の川を求めに東へ移動。
この時期は、明け方になると天の川の濃い部分が東の空から上がってきます。
横に伸びる天の川が撮れました。
肉眼だと全く見えませんでしたが、撮ってみるとちゃんとありました。
ここで3時間くらい撮影して、家に着いたのがAM10:00です。
家に帰って色味を変えたりと編集するのも楽しみの一つだったりします。
そんなに長時間撮影してるのならもっと写真あるんじゃないの?
って思うかもしれませんが、
編集等のことも含めて次回お話したいと思います。
これが「わたしが朝帰りする理由」でした。では。