お久しぶりです。みずぽんです。
前回、星の撮影に行った話を書かせていただきましたが、その際に
「そんなに長時間撮影してるならもっと写真あるんじゃないの?」
との質問をいただいたので、今日はもう少し詳しくお話しようと思います。
撮影方法や編集方法って色々あると思います。
あくまで自分の場合ですが、
星景写真を撮るときは、構図が決まったらインターバル撮影を行います。
同じ構図の写真をたくさん撮ることによってできることが2つあります。
①ノイズを減らすことができる。
撮影した写真は明るくしたり色を変えたりと編集するのですが、
どうしてもノイズが気になってしまうときがあります。
そんなとき、同じ構図の写真を何枚か合成することによって
ノイズを減らすことが出来ます。
Beforeの方と比べるとafterのほうがザラつきが減っています。
これは20枚くらい写真を使用しました。
もちろん、合成せずに1枚の写真を仕上げるときもあります。
②タイムラプス動画が作れる。
インターバル撮影をすれば、タイムラプス動画も作れます。
中心にある星が北極星ですね。
一瞬下がオレンジ色に光ったのは誰かの車のライトです。
このタイムラプス動画を作るのに、250枚程の写真を使用しています。
1枚撮るのに25秒で計算してみると
25秒×250枚=6250秒=約104分
約1時間44分撮影していることになりますね。
同じ写真でこんな動画も作れます。
こちらは何枚使用したか覚えていませんが
星が30度程移動しているので、2時間撮っていたことになりますね。
この場所は、雪が積もっていたので
撮影準備が出来てインターバル撮影が始まったら
ひたすら車の中からカメラと星を眺めていました。
暇つぶしにスマホをと思いましたが、山にいたため
電波が入ったり入らなかったりで諦めました。
撮影が終わって帰る頃には
車のタイヤがすっぽり雪にはまっていたのもいい思い出です。
質問に対してのお答えですが、
「長時間撮影はしていますが、仕上がる写真は少ないです。すみません…」
いい写真が出来上がったらまたご紹介したいと思います。
では。