カメラ・撮影

まじめに写真のこと。

こんにちは だいちゃんです。

 

会社ではカメラマンをやらせてもらっていて様々な写真を撮っています。

ここ数年では動画への需要が高くなり、ムービーを撮る機会がめっきり増えてきています。

写真という分野から映像の分野にも広がっていくのは大いに喜ばしいことですね。

写真というものは瞬間を切り取るもので、いろんな情報を一枚の絵に凝縮するのに対して

映像は絵が動き出します。そうなってくると写真を撮るのとは次元が変わり

これがまた難しく、面白い所でもあります。

 

いろいろ動画を撮影していて思うのは、個人的にはやはり写真が根本に

あるなということでした。光のこととか構図のこととか、露出のこととか。

そうなってくると今一度写真の基本に立ち返ってみる、そんな思いに駆られるわけです。

そこで昔撮った写真をガサゴソしていたらいろいろ出てきました。

 

動画だとダイレクトに表情や音楽や勢いやグルーブが込められるので

被写体からのパワーやエネルギーはグサグサ見る側に向かってきています。

だが写真はどうでしょう。先ほども言いましたが写真はその一瞬を切り取ります。

じゃあその切り取った中に何が含まれるのでしょうか。

場所の情報、光、空気感、温度、音、感情、偶然性、時間、いろいろありますが

なんにせよ写真の醍醐味はやはりその瞬間を切り取るというところだと思います。

撮り手としてはその状況でしかありえない瞬間に何を込められるのか、を考えます。

もちろん見る側に何を感じてもらえるか、が主ですのでエゴといえばエゴですが

そこに何かを感じてもらえたらカメラマン冥利に尽きます。

 

この写真は私がまだ20代の頃スペインに行って撮影してきた写真です。

『人が持つ力を写真におさめたい』そんな思い一心で撮っていたことを思い出しました。

止まっている写真には見る側を引き込む不思議な力があります。

この写真にそんな力があるかどうかはわかりませんが、そんな写真を撮りたいと

写真を始めた頃から思い続け、今もなお思っています。

 

写真にしても映像にしてもその瞬間を捉えるのであれば、撮り漏れということがあったら

もう一度やってください、とはなかなか言えないものでそんな事がないように

いい意味で図々しく、大胆に撮れるかどうかが肝なんですね。

思い切りが大切なんだと思っています、そこで恥をかこうが構いません。

やりすぎたら怒られます。よくあります。笑 しかし機会を逃したら一生撮れません。

この時も遠く離れた席から撮っていたのですが、もっと近くで撮りたいのでオーナーに

『俺はカメラマンだ!可能であれば近くで撮らせてくれ!』みたいなことを

訴えたところ、閉店後ならいいよ、と快諾してもらえたので閉店後踊ってもらえました。

 

 

最後の一枚は、知り合いの音楽家です。楽器を演奏している人の写真も好きです。

これらの写真は基本モノクロです。モノクロは色彩を排除するので伝わるものも変わってきます。

ならではの表現の仕方がたくさんありますね。

今やスマホで写真を撮る機会もけっこう多いと思います。いい時代ですね、嫉妬しちゃいます。

何かを撮る機会があったら、ちょっと思い出していただいて大胆にかつアグレッシブに

シャッターを切ってみてください。きっといい写真が撮れると思います。

 

ではまた。

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この記事を書いた人

営業部だいちゃん

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ウォーキングデッドのダリルに似ていると言われます。ベニーシングスに最近ハマってます。公園巡りと商店街巡りがツボ。寂れたものに愛着を感じます。

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