こんにちは。
制作部のゆうちゃんです。
突然ですが、皆様は趣味をお持ちですか?
私は子どもが生まれてからというもの、その一つ一つに費やす時間とお小遣いの余裕も無くなり危うく「無趣味の人間」になりかけていました。強制をされているわけではありませんが、二女の父として「お父さん、臭い!」のイベントが発生するその日まで私には時間がないのです。
限られた時間を家族と過ごすため、あくまで自発的に趣味というものから距離を取るようになっていました。そうしていくうちに気づけば「趣味は?」と問われ即答出来ない状況に立たされていました。
そこで白羽の矢を立てたのが「DIY」です。
「作った方が安い」「好きな色、デザインで作れる」この動機から時間が出来るとDIYに勤しんでいました。今までノルマ、父親の責務として全うしていたDIYを「趣味」とすることで自分を納得させることにしました。
家族との時間を犠牲にすること無く、またDIYの材料費は家計から捻出されるのでお小遣いの心配もありません。
こんな完璧な趣味他にありますか?
と何度も自分に言い聞かせました。
そして、今回ブログでDIYを取り上げることで「趣味DIY」と確固たる自信をもって公言できるように自分を追い込むことにしたのです。
さて、私とDIYのストーリーについてご理解いただいたところで、直近のDIYをご紹介したいと思います。題して
「お父さん、臭いなんて言わせない!
土日で出来るDIY!〜子ども部屋ウォールラック編〜」
子供といえば一回で言うことを聞かない、部屋を片付けない、でお馴染みですが、我が家の長女も例外ではなく、とにかく言われないと片付けない、「片付けた」と言って寄せただけ、クローゼットの中は地獄絵図。
まるで自分の少年時代を見ているようで強く言えず、とりあえず収納癖をつけさせるために壁掛け収納を作ることにしました。
この青い見事なデッドスペース部分に壁掛け収納を作ります。
家具量販店や通販などをリサーチをした結果、大体商品として10,000円前後が相場だったので今回は材料費6〜7,000円くらいを目安に進めることにしました。
AM9:00 寸法だけ図り早速近くのホームセンターへ
今は世の奥様方の間にもDIYがブームになっているということもあって、
ペンキはまるでコスメコーナーのような趣になっています。
長女もワクワクで色を決めていました。
メインとなる木材は1×4です。
SPF材という比較的安価でどこのホームセンターでも入手可能な木材です。柔らかいので加工も容易でDIY愛好家にはお馴染みの木材です。
1×4は厚みが少なく反ってる場合が多いのでよく吟味してから購入します。
AM10:30 購入した木材を加工していきます。
購入したのは
・1×4材(8ft=2440mm)×3本
・パンチングボード(有孔板)
・端材
です。
昇降盤と丸のこで慎重にカットしていきます。
※家に工具が無くともホームセンターでは木材をカットしてくれるサービスがあります。あらかじめしっかりと寸法を出しておけば、その通りにカットしてくれるので加工に自信がない奥様も安心ですね!土日は割と混むので午前中に行くことをオススメします。
その他購入商品です。
カインズホーム プライベートブランド「Kumimoku」シリーズの金具達。
このKumimokuブランドは小さい金具から工具、溶接機までオリジナルで販売していて、行く度に新しい商品が追加されていたり、カインズホームさんは総力を上げてこのDIYシーンを盛り上げようとしているホームセンターの鑑であります。
デザインもオシャレで可愛い、カッコいいものが多く、ホームセンター=おじさんホイホイという今までのイメージを一新している気がします。※個人の感想です。
そして私がカインズホームのKumimokuブランドの商品で一目置いているのがコチラです。
1×4を突っ張り棒として使用するためのアジャスターです。
有名なメーカーのものもありますが、カインズのアジャスターは価格も安く、なによりシンプルさ、アイアンな無骨さが気に入りアジャスターはカインズで購入しています。
取り付けるとこんな感じです。最高にかっこいいですね。しびれます。
購入した塗料です。
こちらもカインズオリジナル。
娘のチョイスで「アプリコットライト」、おじさん的には「カスタード色」になります。
また、金具のフックは白が良かったのですが黒しかなかったので白のスプレーも購入しました。
実は塗料が一番お金がかかります。普段はストックしてあるオイル塗料を使用するので無くなるまでは費用はかからないのですが、今回は娘の部屋という事で好きな色を選ばせました。使い切るまで娘のものはこれから全て「カスタード色」になることは知る由もありません。
PM1:00 カットした木材をヤスリがけしていきます。
SPF材は既に研磨された状態で売られています。
そのままでも使用できますが、しっかり研磨することで塗料のノリが良くなるのと、子どもが使うものなので細かなバリ、棘を除去する意味でもヤスリを掛けていきます。
←研磨後 研磨前→
こう見ると大分差が出てます。大体この作業をしている辺りで
「俺、何でこんな事やってんだろう」という気持ちに襲われます。
と同時にもう後戻りできないところまで来ていることに気づきます。
PM2:00 塗装 with娘たち
普段から塗装をやらせているので長女は手首の返しがまだまだですが少しずつ様になってきました。
次女はもうめちゃくちゃですが楽しんでやってるので良しとします。
子どもの塗装が終わったあとにムラが出来ない様に仕上げをします。俗に言う「二度手間」です。余計に手間と時間がかかりますが、自分たちで使うものなので愛着を持たせるために今回はしっかりやらせました。
次女は実働30分すぎると集中力が切れてフリータイム突入です。
手持ちの塗料で装飾部分も塗装します。
忘れてはいけないポイントとして「汚れてもいい服装」で作業をさせることです。嘘みたいに汚すので普段着でやらせて汚すようものなら私の監督責任が問われます。
一日目は塗装までして終了です。
二日目
PM1:00 作業再開
この日は午前中家族でお出かけをしたので午後からの作業です。DIYなら時間を有効的に使えるのでいいですね!いいはずです!
一晩寝かせた木材です。色もいい感じです。
早速アジャスターを部屋の高さに合わせてカットした1×4にビス留めし、付属のレンチで締めていきます。このナット部分を締めることでアジャスターの高さが調節され、1×4がしっかりと固定されます。
2本の1×4を固定し、パンチングボードをビス留めし、2本を固定します。
あっという間に完成です。
写真を撮影する間もなく「早く終わらせたい」の一心で夢中でやってしまいました。取り付けはおそらく30分程度かと思います。
下のフックに手提げ、カバンを掛けられる仕様です。ここが今回の一番の目的でした。中央はパンチングボードに自由にフックを付けられる仕様にしています。パンチングボードはそのままだととってつけた感じが出てしまうので端材を使用しフレームを作成しました。ちなみにこの端材は50円でした。上部はまだ背丈的に届かないのでそのうち使う時が来たら棚などを付けられるようにベースとして作成しています。
ちなみに今回の費用(内訳)
・1×4材 578円×3
・端材 50円×2
・パンチングボード 898円
・ペンキ 1kg 1480円
・スプレー 198円
・突っ張り金具 880円×2
・フック 198円×4
・Tフック 398円
・小物フック 298円
・Uフック 298円
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合計7,959円でした。
壁に一切穴を開けること無く、必要なスペースにジャストで設置可能なので我が家ではこの方法を多く取り入れています。塗装の仕方や木の組み方次第で雰囲気が変わるのでスッキリシンプル!プリティー!など応用が可能です。
自分は生活感を前面に出したいのでリビングはゴリゴリ男前!で統一しています。
やはりDIYで作ったものには既製品には無い愛着が湧きます。
今後も不定期ですがブログでDIYライフを紹介していきたいと思います。
無趣味にお困りの方、父の威厳を高めたいお父さん、是非子どもたちと土日DIYにチャレンジにしてみてはいかがでしょうか?
追伸 設置1週間後のウォールラック稼働状況です。
なんか、、、センス無い!
おわり